ウェブ学のすすめ

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「王様の耳はロバの耳」の王様とは誰のこと?

イソップ童話として有名な「王様の耳はロバの耳」に登場する王様とは誰かを探ってみました。

●物語

ロバの耳をしている王様は、耳のことを皆に秘密にしていたが、
いつも髪を刈りにくる床屋だけは、王様はロバの耳であることを知っていて口止めされていた。
しかし床屋は黙っている事ができず、井戸の奥に向かって「王様の耳はロバの耳」と大声を出して叫んだ。
その声は井戸の中を伝わり、町中のあらゆる井戸から「王様の耳はロバの耳」と聞こえ、
皆にロバの耳であることを知られてしまった。だが、王様はその床屋を怒らず、
皆に「これは皆の意見をよく聞けるようにロバの耳になっている」と打ち明けた。

※日本では、井戸ではなく、地面に穴を掘って、その穴に声を吹き込んだら、 のちにその穴から葦(あし)が生えてきて、風でそよぐたびに「王様の耳はロバの耳」と聞こえてきて、 あっという間に皆に王様の秘密が知られてしまったというほうが有名。

引用元:No.074 金にする手とロバの耳

●王様とは

王様の耳はロバの耳」に登場する王様とはギリシャ神話に出てくるミダース王のことです。

太陽神アポロンによって耳をロバの耳にされてしまったようです。