若かりし頃のスティーブ・ジョブズvsビル・ゲイツの物語「バトル・オブ・シリコンバレー(The Pirates of Silicon Valley)」を観て
『バトル・オブ・シリコンバレー』(原題: Pirates of Silicon Valley)は1999年にアメリカで製作されたドキュメンタリータッチのフィクションドラマ。
アップル設立者「スティーブ・ジョブズ」とマイクロソフト設立者「ビル・ゲイツ」の若かりし頃を描いた物語です。2人のカリスマの過激な面も表現されていますが、あくまでフィクションドラマなので事実と異なる点があることに留意してください。後半以降のアップルvsマイクロソフトの駆け引きは手に汗を握りました。ジョブズ、ゲイツに少しでも興味がある方はご覧になるのをおすすめします。
動画
Youtubeで視聴できます。音声は英語です。
感想
序盤はスティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツそれぞれの視点で話が進みます。
ガレージから始まったアップル社、IBMに大見えを切ったマイクロソフトなど2社がいかに成長していったのかが分かります。
またジョブズが女性関係でもめていたり、ビル・ゲイツがスピード違反で逮捕されたりと意外な面をみることができます(フィクションかもしれませんが)。
作中でスティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツの両者が同じ名言を口にします。
偉大な芸術家は模倣せずに盗む(ピカソ)
実際、ジョブズはゼロックス社のGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)を元にマッキントッシュを、
ビル・ゲイツはアップル社のマッキントッシュ試作品を元にウィンドウズを、
作りました。これによって2社は急激な成長を遂げることになります。真似ではなく自分のものとして盗む点が大事なんですね。
経営者としては、2人とも過激であったようです。
特にジョブズは社員に「忠誠心」を持たせ、長時間労働を課していたようです。
この過激さで一旦アップル社を辞めさせられてしまいます。さすがに周りの反感を買ってしまいました・・・。
マイクロソフトとアップルの戦いの火ぶたが落とされたのは、アップルがマッキントッシュを発表した時でした。
NEC製パソコンに導入されたウィンドウズがマッキントッシュに似ていることが関係の決裂を決定づけてしまいます。
ここからアップルとマイクロソフトの対立が・・・。
「バトル・オブ・シリコンバレー(The Pirates of Silicon Valley)」を観てカリスマと呼ばれる2人がいかに成功していくかを知ることができました。2人に共通しているのは「1つの物事に対する情熱」がとてつもないということです。この情熱、もしくは過激さがあったからこその成功かもしれませんね。見習いたいと思います。
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