ウェブ学のすすめ

Study of Web Design & Programing

「font size」の相対指定が【7】までと「見出し(hタグ)」が【6】までの違い

「font size」とは

fontタグのsize属性は、文字の大きさを指定します。
1〜7までの数値、またはデフォルトの文字サイズ(size="3")に対して「」「」で指定することができます。

fontタグは、HTML 4.01では非推奨とされています。フォントに関する指定には、スタイルシートを使用するようにします。

スタイルシートでは、

  • 数値
  • キーワード

で指定することができます。

記述例
<font size="1">文字サイズ1</font>
<font size="2">文字サイズ2</font>
<font size="3">文字サイズ3</font>
<font size="4">文字サイズ4</font>
<font size="5">文字サイズ5</font>
<font size="6">文字サイズ6</font>
<font size="7">文字サイズ7</font>
表示例

文字サイズ1
文字サイズ2
文字サイズ3デフォルトサイズ
文字サイズ4
文字サイズ5
文字サイズ6
文字サイズ7

hタグとは

hタグは、見出し(heading)を示します。

hタグは以下のように6つの階層に分かれています。h1が1番大きな見出しになります。

意味
h1chapter 章
h2section 節
h3subsection 小節(項)
h4subsubsection 小々節(目)
h5paragraph title 段落小見出し
h6subparagraph title 小段落小見出し

記述例
<h1>見出し(h1)</h1>
<h2>見出し(h2)</h2>
<h3>見出し(h3)</h3>
<h4>見出し(h4)</h4>
<h5>見出し(h5)</h5>
<h6>見出し(h6)</h6>
表示例

見出し(h1)


見出し(h2)


見出し(h3)


見出し(h4)


見出し(h5)

見出し(h6)

なぜ【7】と【6】という違いがあるのか?

「font size」の相対指定では【】まで指定できるのに対して、「見出し(hタグ)」が【6】までしか指定できないのは・・・

もしh6より小さい見出し(仮にh7とする)が存在した場合、font sizeを1に指定した文字サイズより小さくなることが考えれられます。

見出し(h6)
文字サイズ1

基本、見出しが本文中の文字より小さいとその役割を果たせません。それゆえfont size="1"より小さくならないようにhタグはh6までに留めたと思われます。

※font sizeが7までの理由やhタグが6までの理由を探してみましたが、見つけることができなかったので私なりの仮説を立てててみました。後日、はっきりした理由が見つかり次第加筆しようと思います。